【防災対策】地震など災害時の食料はローリングストックから始めよう!
いきなりですが、皆さんに問題です。
今から挙げる国の共通点はなんでしょうか?
日本、インドネシア、ネパール、インド、フィリピン
わかりましたか?
正解を即答出来た人は、なかなかの頭のキレる方でしょう。
そう、正解は「地震大国と呼ばれる国」です。
「アジア!」と自信を持って発言した方も正解ですが、今から防災対策の勉強をしましょう!
日本国内でも先日、新潟で震度6強の地震が発生しました。
地震の発生から津波注意警報まで発令されましたが、土砂崩れなどは発生したものの今回は大きな被害が出ることなく事を得ました。
現地の安全を心配しつつも、どこかで地震など災害が発生する度に
「明日は我が身が危険なのでは・・・。」
と思うのが地震大国と呼ばれる、日本に生まれた皆さんの考えることではないでしょうか?
そんな日本国民の皆さんはご自宅でどのような防災対策をしていますか?
「何とかなる!」精神で何も準備していないといざって時に大変な事態に陥ってしまいます。
今回は地震の時にあるとないでは大きな差が出る、食料の防災対策「ローリングストック」ついてのご紹介したいと思います!
◆ ローリングストックは食料の防災対策の考え方を変えた!
防災対策でまず一番最初に思いつくことは食料の備蓄ではないでしょうか?
しかし、そんな食料の備蓄でよくある問題が・・・。
それは、保存期間が長い商品を購入して気付いたら保存期間が過ぎてしまっている事です。
そう。購入して満足しているタイプです!
これでは、災害時の本当に必要な時に食べれないのではまったく意味のない事ですよね。
気づいたら賞味期限が切れているなんて経験がある方もいるのではないですか?
そんな方にオススメしたいのがローリングストックなのです。
ローリングストックは保存期間がめちゃくちゃ長い食べ物ではありません。
むしろ食べ物ではありません!考え方です!
直訳するとローリングは回転・転がすという意味で、ストックは備蓄・蓄えという意味です。
「回転貯蓄?」「転がす蓄え?」意味がわからない!と思った方。
ローリングストックとは、日常に食料備蓄を取り込むという考え方です。
つまり、【食料を備える→日常で食べる→使った分だけ買い足す】
イメージとして備蓄と消費のサイクルを回転させるのです。
このサイクルを日常から行うという事、つまり!
災害時の防災対策で1番難しい、日常から無意識に防災を意識することが自然に出来るのです。
つまりローリングストックは、食料の防災対策として最も適していると言えるでしょう!
◆ ローリングストックの最大のメリットは防災対策を日常化する!
では、なぜローリングストックが食料の防災対策として最も適しているのかをご説明していきましょう。
まず、防災対策のネックな事は何か?
それは、いつ起きるかわからない防災のために常に意識をすることがとても大変だということ。
毎日、毎日と防災の事を意識して考えてると気が参ってしまいますよね。
つまりモチベーションの維持がとても大変です。
しかし、ローリングストックであれば最初は多少意識することもあるかもしれませんが、慣れてしまえば無意識に日常の中で防災対策を行うことができるのです。
それはなぜが?普段から食事をしますよね。
食事をして食料がなくなったらスーパーなどに買い足しますよね?その感覚で良いのです!
これって生活をしていれば当たり前のことですよね?
当たり前のことをすれば良いので精神的に楽なのです!
さらに、ローリングストックにはこんなメリットもあるんです。
それは、実際に災害に見舞われた時です。
精神的に辛い状況の時に、食事が喉を通らなくなるかもしれません。
そんな状況の中、いつもと違うものよりも食べ慣れているものを食べたいですよね。
ローリングストックでは、【食料を備える→日常で食べる→使った分だけ買い足す】のサイクルで日常的に食べていますよね。
そう。自然に日常で食べているので食べ慣れた味になっているのです。
何なら、日常で食べていて味が合わないものはストックの候補から外してしまえばいいのです。
災害時に、食事に対するストレスを軽減出来ることは非常に大切になります!