4,300億円!?ラグビーワールドカップ2019™️驚愕の経済効果とは?
いきなりですが問題です。
あなたは世界3大スポーツイベントを答えられますか?
正解は
①夏季オリンピック
②サッカーワールドカップ
③ラグビーワールドカップ
です!
この世界3大スポーツイベントの、夏季オリンピックを来年日本で開催されることは誰もが知っていますよね。
ラグビーワールドカップは今年日本で行われ、開催まで1ヶ月を切っていることはご存知ですか?
今年のラクビーワールドカップ2019™️は、アジア大陸初の開催という事をご存知ですか?
この世界3大イベントを2年連続で開催するって、実は凄いことなんです!
また世界3大スポーツイベントを過去全て開催した国は、現在フランスとイギリスのみ。
そして今年日本でラクビーワールドカップ2019™️が行われることで、日本もこの世界3大スポーツイベント全て開催された国の仲間入りすることに!
そもそも世界3大スポーツイベントに、ラグビーワールドカップが入ってくることに疑問を持っている方は、ラグビーのポテンシャルをわかっていないかも!
今年のラクビーワールドカップ2019™️が何と、4,300億円の経済効果が見込まれるようなビックイベントなのです!!
どうやって4,300億円もの経済効果が生まれるのか。気になりますよね?
今回はラクビーワールドカップ2019™️の経済効果について解説します!
◆ ラグビーワールドカップ2019™️驚愕の経済効果の理由は?
4,300億円ってとんでもない数字ですよね。大人も子供もビックリです。
なぜこの数字が算出されたのでしょうか?理由はいくつかあります。
まずは、大会開催の期間の長さです。
ラクビーワールドカップ2019™️は開幕の2019年9月20日から11月2日の44日間となります。
これは、東京オリンピックの17日間と比べると約2.5倍の長さ!
さらに、ラクビーワールドカップ2019™️のために海外から約40万人もの外国人が日本を訪れると予想されています。
またラクビーはどの国が人気が高く、スポーツとしても盛んなのかご存知でしょうか?
ラクビーはイギリス発祥のスポーツです。
ヨーロッパはもちろんのこと、オーストラリアやニュージランドなどのオセアニア、アメリカなどでも人気の高いスポーツです。
つまり、欧米豪の地域で人気のスポーツなのです。
この地域の人々は富裕層の可能性が高く、高消費単価が見込めるのです。
単なる妄想でしょ。と思っている方!
前回大会のイングランド大会、海外からの観客1人当たりの平均消費額は約42万円とイングランド大会終了後に発表されています!
つまり単に40万人もの外国人が訪れる訳ではなく、高消費単価が予想される約40万人もの外国人が、44日間の大会期間中日本を訪れるのです。
さらに国外だけではなく、もちろん国内の日本にもラクビーファンは多くいます。
驚きの経済効果を生む理由が少しわかってきましたよね。
もう少し経済効果について細かくご説明していきましょう。
◆ ラクビーワールドカップ2019™️経済効果は主に4種類!
ラクビーワールドカップ™️経済効果の内訳には主に4種類あります。1つずつ説明していきましょう。
①スタジアムなどのインフラ整備費用
岩手県では今回のラクビーワールドカップ™️に向けて釜石鵜住居復興スタジアムを新設しました。
他のスタジアムもラクビーワールドカップ2019™️に使用出来るよう、アンチドーピングルームなど大会に必要な設備を設置するために改修しました。
その他にもスタジアム付近の鉄道や道路などの交通機関も整備されます。
そうなるとスタジアム新設するためには建設会社に依頼する訳です。
さらに建設物を作るために必要な材料を製作している会社にも依頼がくるのです。
さらには、人手が足りなければ新たな雇用が生まれる訳です。
このように経済が動く訳ですから当然経済効果が生まれるのです。
こちらの経済効果が約400億円と見込まれています。
②大会運営費用
会場の運営や大会出場チーム、ゲスト 、メディアなどへのサービスの提供による支出があります。支出はもちろん収入で補います。
収入のメインとなるのがチケット収入です。
その他公的資金として、日本スポーツ振興センターの助成金や宝くじ収益金、開催都市分担金、そして企業からの寄付金で補います。
ちなみにですが、チケットの販売が2019年8月27日付で90%に到達しています。凄いですよね。
こちらの経済効果が約300億円と見込まれています。
③日本へ訪れる外国人客による消費
ラクビーワールドカップ2019™️を目的に、日本をへ訪れた外国人客によるスタジアムやファンゾーンでの消費、ポスピタリティ・プログラムでの消費、市街地や観光地などでの消費に対する経済効果です。
【スタジアム】
スタジアムだとわかりやすいのがビールです。ラグビーにビールは欠かせない存在!
ビール片手に観戦するのは当たり前のスポーツです。
なぜならラクビーが生まれた国はイギリスであり、パブ文化が根付いた国だからです。
試合前から飲み始め、試合中も飲み、試合後は相手チームのファンと一緒に飲む。これが文化なのです。
前回のイングランド大会では、同じ会場で試合を行うサッカーの試合と比べると、何と6倍以上のビールを消費したというデータもあります!
ビールだけでも多くの売り上げが見込まれます。
【ファンゾーン&ポスピタリティ・プログラム】
次にファンゾーンとポスピタリティ・プログラムですが、何それ?と思う方が多いと思います。
ファンゾーンは、大型ビジョンでのパブリックビューイングや、大会出場国の料理が食べれるケータリング、大会公式グッズの販売、ラクビーを体験出来るアクティビティ、大会スポンサーの商品を体験できるブースなどがあります。
全12開催都市に開催され、街の中心にある公園や施設などの人が多く訪れやすい場所に設置されます。
つまりチケットを手に入れなくても、ラクビーワールドカップ2019™️の雰囲気を味わったり、海外からのお客さんと交流できる場所なのです。しかも無料で!
魅力的ですよね。
ポスピタリティ・プログラムは欧米や南米、中国などでは企業や取引先などに対して招待するのですが、まだ日本には馴染みのないものです。
日本人のイメージが湧きやすいポスピタリティ・プログラムがVIPルームという言い方でしょう。
つまり、だた試合観戦をするだけでなく個室や特別なラウンジを利用し、飲食やギフトなどのパッケージを含め最高級のおもてなしをするのがポスピタリティ・プログラムです。
もちろんポスピタリティ・プログラムでの観戦料金は高額になります。
しかし、ラクビーワールドカップ2019™️は料金さえ払えれば誰でもポスピタリティ・プログラムでの試合観戦は可能です。
【市街地&観光地】
市街地ではホテルや旅館などへの宿泊や飲食などでの消費が挙げられます。
また観光地では、市街地同様に飲食費が見込まれる他に、観光地を遊ぶレジャー費や移動のための交通費、お土産や自分への買い物などの買い物代などの消費が挙げられます。
こちらの経済効果はなんと約1,057億円が見込まれています。
④国内客による消費
国内客によるスタジアムやファンゾーンや、ポスピタリティ・プログラムでの消費や市街地や観光地などでの消費に対する経済効果です。
さきほどの説明の対象が国内客になったと言えばもうお分かりでしょう。
こちらの経済効果は約160億円を見込まれています。
この4つの
①スタジアムなどのインフラ整備費用の経済効果の約400億円
②大会運営費用の経済効果の約300億円
③日本を訪れる外国人客による消費の経済効果の1,057億円
④国内客による消費の経済効果の160億円
合計すると4,300億円となる訳です。つまり4,300億円の経済効果があるという事です。
◆ まとめ
ラクビーワールドカップ2019™️の驚愕の経済効果をお分かり頂けたでしょうか?
やはり驚愕の理由としては、ラクビーワールドカップ2019™️を目的に日本を訪れる外国人客による消費です。
それだけで1,057億円の経済効果が見込まれているのです。そこには大会の期間も関係していましたね。
その他にも、インフラや大会運営、国内客による消費も大きな経済効果がありました。
これだけの経済効果がある世界3大スポーツの、ラクビーワールドカップ2019™️が間も無くこの日本で開催されるのです!
より楽しみになってきますよね?ラグビー日本代表も大きく躍進し、開催国である今大会大注目です!!
ラグビーを知らない方は選手や試合のルールを覚え、世界が注目するラクビーワールドカップ2019™️を盛り上げていきましょう!!