世界で一番の経済効果があるスポーツを調査。1位は意外にも○○だった
今日本が最も注目している“スポーツ大会”は、2020年に行われる東京オリンピック・パラリンピック!
東京で開催されるオリンピックを目前に控え、国内ではそれによる経済効果への期待が高まっています。
この大会での経済効果を、三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社は29兆3000億円と予想。
「どうしてスポーツが経済につながるの?」
と疑問に思う方もいらっしゃいますよね。
例えば大会のスポンサーになって広告を掲載すると、大会が大きくなるほど国内、各国、世界へと自社をアピールできます。
その結果売上が増加するのも、経済効果のひとつです。
スポーツ大会の経済効果はよくニュースやネットなどで報じられますが、スポーツ単体にフォーカスした経済効果についての情報はなかなかありません……。
そこで今回は、“1番経済効果がある世界のスポーツ”について探っていきます。
【外部サイト】◆ アイドルの経済効果は?
◆ 平均資産価値とスポーツの人気度は?
スポーツと経済効果の関係を読み解くには“そのスポーツを世界がどれほど注目しているか”を知ることが大切です。
さらに、私たちが生きているこの世界でもっとも経済的影響力を持つのが「経済大国アメリカ」。
まずは世界で資産価値のあるスポーツと、アメリカで人気のあるスポーツを表にしました。
スポーツチームの平均資産価値 | |
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1位アメフト(NFL)20億ドル | |
2位バスケ(NBA)16億6500万ドル | |
3位サッカー16億ドル | |
4位野球(MLB)11億ドル | 5位アイスホッケー(NHL)5億9400万ドル |
※米フォーブス調べ
好きなスポーツ% |
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1位アメフト(NFL)37 |
2位バスケ11 |
3位野球9 |
4位サッカー7 |
5位アイスホッケー4 |
※ギャラップ調べ
◆ スポーツの経済効果を読み解いた結果…1位は○○!
先ほどの表で示したのは、アメリカのフォーブスが発表した「世界のスポーツチームの平均資産価値」と、アメリカの企業ギャラップが調査した「人気スポーツの世論調査」。
2つの表を見ると、2位から4位までのバスケットボール・サッカー・野球は地位を奪い合うようにせめぎ合っています。
そして堂々の1位は……、圧倒的な差をつけているアメリカンフットボール!厚い支持を受け、資産価値も非常に高い点が特徴です。
世界の人々がどれほど注目しているか、スポーツ製品と選手が契約を結ぶことで観戦者の購買意欲を掻き立てるかなど、これらによって経済効果が生じます。
つまり、1番経済効果の高い世界のスポーツは『アメリカンフットボール』です。
◆ 世界で1番経済効果のあるスポーツ『アメフト』とは
アメリカンフットボールはフットボールの中のひとつで、楕円のボールを使いながら競い合う球技。
日本国内では特に関西での人気が高く、社会人リーグや関西学生リーグなどには何万もの観客が押し寄せるほど。
アメフトといえば、名前から「アメリカが活躍している」という印象を受けますよね。もちろんアメリカも活躍していますが、それだけではありません!日本のチームも非常に強いんです。
なんと、日本チームは過去の世界選手権で優勝2回・準優勝2回・3位1回という華々しい功績を残しています。
◆ まとめ
日本でもっとも人気のあるスポーツは野球、女性人気ナンバーワンはフィギュアスケートで、2位サッカー、3位テニスと続きます。
ところが1番経済効果のある世界のスポーツが『アメリカンフットボール』という結果になり、日本とのギャップに少し驚かれたのではないでしょうか。
まだまだ世界には数えきれないほどのスポーツがあります。
新たな発見と、スポーツの魅力との触れ合いに、きっとこれからも心揺さぶられることでしょう。