面倒臭い新年会の幹事が実はチャンス? 会社の評価に繋げる幹事術

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◆ 面倒臭いという意識をチャンス到来へと変えることが大事

新年会は新しい年を迎えたことを祝う、楽しい集まりです。

そのため、会社全体や部署ごとに行われるほか、同僚や気の合う人同士で集まるなど、様々なところで開かれます。

もっとも多いのはやはり職場で、日ごろは接することのない高い役職にいる上司も集まって、全員参加というところも多いでしょう。

そんな新年会の幹事を命じられたら、誰もがまず思うのは面倒臭いということではないでしょうか?

気心の知れた同年代ならともかく、お偉いさんも参加するとなると店選びから料理の内容まで、考えなければならないことが山ほどある上に、予約を行う時期が年末年始などで仕事も忙しいことから、勘弁してよという気持ちになるのも仕方ありません。

しかし、実はこの幹事をどのようにこなすかを上司は見ていて、新年会の準備の仕方次第では大いに評価を上げることができるのです。

そうとなれば、考え方も変わってくるでしょう。

先に述べたように、年代も違えば役職も違う人たちが全員満足する集まりにするには、手際よく手配を進めることがもっとも重要となってきます。

◆ 店選びのポイントは3つの要素から

まずは店を選ぶことが最重要項目で、店を選ぶにあたっては3つの要素が大事です。

どうしても仕事が終わってから集まるため、会社から近いことは絶対条件です。

さらに、参加しやすい費用にするべく、リーズナブルな価格であることも欠かせません。

それでいながら雰囲気のいいところ、これが店選びの3つの要素です。

昨今はスマートフォンで簡単に探し出すことができますが、行ったことのないお店を選ぶのは幹事としては不安なものです。

そのため、日ごろからこうしたときのために店を探し、あらかじめ自分で行っておくといいでしょう。

急なご指名であったとしても、時間を作って下見に行っておくくらいの用意周到さがあれば、自信を持って案内できます。

できればお店の人と顔見知りになるくらいの頻度で通っておけば、ちょっとした無理も聞いてもらえるようになり、さらに上司の評価もアップすると考えられることから、頑張っておきたいところです!

◆ 詳細が決まったら、役職の高い人から順に書面で案内をする

どこの店にいつ、何時に集まるかが決まったら、書面で案内を作成します。

特に役職を持つ上司には、一人ずつに書面を渡して連絡するのが必須です。

ここで重要なのが、店の場所はどこかがわかりやすい地図を必ず掲載しておくことです。

基本的に会社の近くを選ぶことから、地図がなくてもわかる可能性が高いものの、それでも地図を掲載しておくことで配慮ができるという評価がされます。

近くだからと言って必ず知っているとは限りませんから、地図は不可欠です。

作った書面は在席中を狙って直接手渡しするのが、評価を上げるさらなるポイントです。

◆ 清算金額がわかりやすいプランを選んで先に報告しておこう

食事代とは別に飲み物代が必要となると、最終的にいくらになるかがわかりにくくなります。

そのため、リーズナブルという要素を満たすためにも、飲み放題プランを選ぶのがいいでしょう。
そうすれば、料理とセットで一人いくらになるかが事前に把握可能です。

事前に料金がわかるプランを選ぶことにより、新年会を行う前に今回の清算金額はこのようになりますという報告を上司に行えます。

また、最後のデザートが運ばれてくるころに先にこっそりと清算を済ませておけば、お開きになったらすぐに店を出ることができ、その手際の良さに評価が上がること請け合いです。

二次会の店もしっかりと調べておき、スムーズに移動できるようにしておけば、さらに評価は上がります。

ただ、二次会参加は誰が行くかがわかりにくいため、メンバーの顔を見て瞬時にカラオケや、さらに飲むところといった複数の候補へ移れるよう、あらかじめ上司をはじめとする参加者全員の好みを調べておく必要があります。

また、予約や空き状況がわかる店をいくつか見つけておくと、すんなり二次会へ移れたということになり、その手際の良さに翌日には間違いなく評価が上がっているはずです。

◆ まとめ

いかがでしたでしょうか?

やはり、これらをやる幹事となると面倒臭いと言わざるをえないかもしれません。

ですが、指名された以上はやらなければいけない仕事です。

その仕事を適当にやってしまうか完璧にこなすかで、あなたに対しての評価も変わってきます!

新年会の幹事という面倒臭い大きなチャンスを活かして、来年の会社生活を有意義にしていきましょう!!

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