今話題の「シェアリングエコノミー」とは?わかりやすい事例とともに解説

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◆ 「シェアリングエコノミー」とは?

最近「シェアリングエコノミー」という言葉を耳にする方は多いでしょう。
日本語で直訳すると「共有経済」ということができますが、簡単に言うと「個人が持っている資産を貸出する仲介のサービス」のことです。

車や部屋、服などのモノを所有しなくても利用できるサービスのことをシェアリングエコノミーと呼ぶこともあります。

◆ わかりやすい事例「シェアリングエコノミー」を3つ紹介

具体的にシェアリングエコノミーとはどのようなものなのか見ていきましょう。
もしかしたら、聞いたことや利用したことがあるかもしれませんね。

空間をシェア=「Airbnb」

「シェアリングエコノミー」のブームの火付け役となったのがこの「Airbnb(エアービーアンドビー)」です。
個人が、所有している部屋を貸し出すことのできるサービスです。

このサービスを利用して、空き家や空き部屋を宿泊施設や民泊として貸し出すことができます。
もちろん、個人が借りることもできます。

世界192ヶ国33,000の都市で80万以上の宿が登録されるまで広がっています。

乗り物をシェア=「Uber」

「Uber(ウーバー)」を使えば、近くのハイヤー(車)を呼ぶことができます。

配車から決済までスマートフォン一つで行うことができて、とても簡単です。
もちろん、運転手側として利用することもできます。

空いた時間と乗り物を、ハイヤーとして利用してもらってお金がもらえるというシステムは新しい働き方でもあります。
世界63か国で利用することができるため、海外旅行でも安心ですね。

②モノをシェア=「minne」「メルカリ」

最近では、使い終わった個人資産を手軽に売買することができるのも「シェアリングエコノミー」の定義の中に入ってきています。

「minnne」は、手作りやクラフトの販売・購入が楽しめるハンドメイドマーケットです。
もちろん、手作りの品を個人で販売することもできれば、購入することもできます。

趣味で作っていたアクセサリーが、この「minne」を通して誰かのもとに届きます。
活躍している作家さんにはファンがついていたりと、独自の商売を極めることもできます。

そして同じくフリーマーケットサービスの「メルカリ」は、先日上場したことでも有名ですね。
家にある不用品を売ることができ、ほしいものを買うことができます。
売れたら手数料がかかるシステムは、販売するときにはコストがないため手軽に始められます。

インターネットを通じて世界中の人と個人間のやり取りができるようになっています。

◆ 「シェアリングエコノミー」とは、まとめ

インターネットが発達した現在、個人が持っているものを他者に貸し出すことが簡単になりました。
逆に言うと、自分で所有しなくても他者が持っているものを借りて利用することもできるようになりました。

世界中の人と簡単につながれる時代だからこそ、シェアリングエコノミーをうまく利用していきたいですね。

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