「表情と声」だけであなたの印象が変わる!?簡単便利な会話術

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「会話が思いつかない→焦る→さらに会話が思いつかない」なんて負のループが生まれることってありませんか?
初対面の相手とうまく話せないときは、気まずい雰囲気から逃げ出したくなっちゃいますよね。
そんな人見知りの方は「会話術」を学ぶことで自信に繋がり、知識があることで安心して言葉のキャッチボールが行えるようになるんです。

そこで今回は、“表情と声”を変えるだけで会話が楽しくなる会話術をご紹介します!

◆ 会話で表情と声が大切な理由

話題の出し方などではなく、なぜ「表情と声」に着目したのかをお話していきます。

みなさんは「メラビアンの法則」はご存知ですか?
第一印象に影響を与えるのは「視覚(見た目)」55%、「聴覚(声・音)」38%、「言語(内容)」7%だということを研究によって導き出したのが、メラビアンの法則です。

これは第一印象だけでなくコミュニケーションの場においても有効で、表情(視覚)から楽しそうか、声色(聴覚)からテンションが上がっているかなどを察知します。

つまりあなたが何を話すかよりも、表情と声で感情を表現する方が相手に伝わりやすいということです。

◆ 表情を豊かにする

相手の言葉に反応するときは、「表情」で喜怒哀楽を表現するようにしましょう。
自分自身、「オーバーかな?」と思うくらいがちょうどいいです。

無表情で返事をすると、相手は「本当に思ってるの?」「上の空だなあ」という寂しい気持ちに。
「すごい!」とただ驚きの声をあげるより、無言だったとしても「目を見開く」など表情で驚きを表現するほうが伝わります。

【会話中のNG表情・NG行動】

・たいくつそうにすること。
・あくびや頬杖
・貧乏ゆすり
・時計を見る

などは控えましょう。

◆ 声の高さやテンポを相手に合わせる

心理学用語に「ペーシング」という言葉があり、相手の波長に合わせることを指します。
言葉や声、行動を相手に合わせることで「自分と似ている」と感じさせ、好感度を上げる方法です。

例えば、物静かで控えめな人が相手の場合、大きな声で早く喋るのはNGです。
「声」では、声の高さや大きさ、話すテンポを相手に合わせるのがコツ。

相手の言葉を繰り返す「オウム返し」
先ほどご紹介したペーシングの「言葉」では、代表的なものとしてオウム返しがあります。

相手「このお店の料理美味しいね」
自分「うん、美味しいね」

このように、相手のワードを繰り返すことをオウム返しといいます。
オウム返しによって「聞いてくれる」「共感してくれる」という印象が相手に植え付けられるので、あなたの印象もアップ!
会話のズレもなくなるため、理解しながら話を進めていくことができます。

◆ 自分が話すのではなく「聞き上手」になろう

聞き上手な人と会話をしていると、ついつい秘密まで喋ってしまいませんか?
そんな日は時間が過ぎるのもあっという間で、満足した気持ちで解散できますよね。

ここまでご紹介したことを取り入れれば、あなたも「聞き上手」になれます。
聞き上手になることで相手の話をたくさん引き出し、楽しませてあげましょう!

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