自然災害大国日本。災害時に備えておきたい「防災グッズ」

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平成30年7月の西日本豪雨、平成28年4月の熊本・大分地震など、日本の各地で大災害が発生しています。
日本は「地震大国」と呼ばれるほど地震が多い国で、いつ自分が被害に遭うかは分かりません。
起きてからではどうしようもなく、防災グッズは“災害が起きる前に”準備するべき。

そこでこの記事では、災害時に備えておきたい防災グッズについてお伝えしていきます。

◆ 防災グッズ① 食品

大規模災害が起こると被災地ではお店が閉まりますが、物流がストップすることで、周辺地域の開いているお店にも物が入らなくなります。

食料が届いたり、炊き出しが行われたりするのは3~5日後が多く、その分の食料を人数分確保しておかなければなりません。
最低でも、1人9食(3日×3食)用意しておきましょう。

・飲料水
・乾パン
・缶詰
・アルファ米
・栄養補助食品

◆ 防災グッズ② 衣類

避難所生活が始まって気にしなければならないのが体調管理。
空調がきちんと管理されている場所であれば快適に過ごせますが、空調設備のない空間で過ごすとなると、気温に対応しなければなりません。
そのときに必要なのが衣類で、防寒対策が行えるようにし、下着の替えも準備しておきましょう。

・衣類(長袖・半袖)
・下着
・靴下
・雨具
・タオル(大小)

◆ 防災グッズ③ 防災用具

大規模災害が起きると、水道や電気、ガスなどのライフラインが遮断されます。
情報収集ができる携帯ラジオや、安全に行動するための懐中電灯、水が止まったときの非常用トイレなどを用意しましょう。

・携帯ラジオ
・懐中電灯
・非常用トイレ
・軍手
・マッチ、ライター

◆ 防災グッズ④ 医療用品

交通がストップすると救急車は呼べませんし、病院も機能しなくなる可能性があります。
持病のある方は薬を多めに持ち、鎮痛剤や胃薬、消毒なども必須です。

・マスク
・消毒
・ばんそうこう
・包帯
・常備薬
・鎮痛剤
・ピンセット

◆ 防災グッズ⑤ 洗面用具

水がストップすると、歯磨きやシャンプーができなくなります。
そこで活躍するのが“水を使わない洗面用具”です。
水を使わないドライシャンプーにはスプレータイプや泡タイプなどがあり、ドライシャンプー後にウェットティッシュで拭き取ると頭皮の汚れがきちんと落ちます。

・歯磨きセット、フロス
・ドライシャンプー
・清拭用タオル
・ウェットティッシュ

◆ 災害前に非常用持ち出し袋を用意しておこう

今回紹介した防災グッズは、災害前に非常用持ち出し袋に入れて用意しておきましょう。
手提げ袋ではなく、動きやすさを重視して「リュックタイプ」のものをチョイス。
すぐに持って出られるよう、玄関近くの取り出しやすい場所に置くのがベストです。
リュックに収まらない場合は「1日分のセット」をリュックに入れ、それ以上の食料は他の鞄に入れるなどし、優先順位をつけてくださいね。

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