日本最大のファッション展『FASHION WORLD TOKYO 2018 春』を現地レポート

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日本最大のファッション展『FASHION WORLD TOKYO 2018 春』(ファッションワールド 東京 2018 春)が東京ビッグサイトにて開催された。

一般の方は入場することができず、ファッション業界関係者のみ来場できる展示会の中、第5回目となる今年の春の動員数は過去最多の約23000人を記録した。

衰退されていると言われる日本のファッション業界を盛り上げるべく世界からも関係者が集結。
そんな(普段)なかなか見ることができないファッション業界の裏側を大公開。



◆ そもそも『FASHION WORLD TOKYO 2018 春』(ファッションワールド 東京 2018 春)とは?

日本最大級のファッションの展示会。

以下7つの展示会に構成され、多数のバイヤーが仕入れ・商品開発・OEMなどを目的に来場。
(※OEM=相手先ブランドの商品を製造する会社)

【ブランド系展示会】
「国際 アパレルEXPO」「国際 バッグEXPO」「国際 シューズEXPO」「国際 アクセサリーEXPO」「国際 メンズファッションEXPO」

【生産系展示会】
「国際 生地・素材EXPO」「国際 ファッションOEM EXPO」

またファッション業界第一人者によるセミナーも開催され、人気を博している。

◆ 『FASHION WORLD TOKYO 2018 春』(ファッションワールド 東京 2018 春)の入場方法

基本的にWEBから招待券(無料)を請求し、郵送されてくる招待券を持参して来場するのが一般的。
招待券をが無くても、ファッション業界の関係者であれば当日の受付で5,000円を支払い入場することも可能。

会場に行くと受付で招待状の確認、そして名刺を2枚渡し1枚は運営元(リード エグジビション ジャパン株式会社)で預かり、もう一枚はパスの中に入れて受付が完了となる。

◆ 『FASHION WORLD TOKYO 2018 春』(ファッションワールド 東京 2018 春)商談

各ブランドがブース内に商品を陳列し、アピールポイントを見やすく提示して、商談スペースを設けている。

ブース内に入ると、普段私たちが買い物をするように企業のスタッフが話しかけてきて、自社製品のアピールをする。

当然、話の内容は商品の購入を目当てとした接客ではなく、仕入れや商品開発など個人ではなく会社としての話になり、商談が始まる。

◆ 『FASHION WORLD TOKYO 2018 春』(ファッションワールド 東京 2018 春)セミナー

有名ブランド『BEAMS、ユナイデッドアローズ、ベイクルーズグループ、アーバンリサーチ』などから代表や取締役副社長、ディレクターなどファッション業界の第一人者による計38講演を開催。

セミナーには今回、3日間で合計8,300人を超える関係者が受講した。

◆ まとめ

ファッション業界の第一人者によるセミナーや、世界から有力ブランド・日本初上陸ブランドが集まり、バイヤーやインポーター達の商談が行われる、文字通り日本最大級のファッション業界最先端の展示会だった。

出店していたブランドが私たちのよく知るブランドで取り扱われるという、ファッション好きにはたまらないイベントだろう。

私たちが普段購入している洋服の裏側にはこのようなイベントが行われ、お店に置かれ、それを気に入った私たちが購入して着ている。
それまでには多くの人たちのいろいろな想いがあり、私たちの生活を着飾ってくれていた。

わたしたち一人一人がもっとファッションに興味をもち、沢山のブランドに沢山の想いの込もった洋服に触れて見るのが、衰退しているファッション業界を打破できる一つのきっかけになるかもしれない。

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