迷惑?無能?それでも仕事の飲みニケーションがなくならない理由

あなたに1つ質問です。
最後に飲みニケーションをしたのはいつですか?
昨日ですが?1ヶ月前ですか?半年前ですか?
そもそもですが、普段から社内の仲間とお酒を飲みに行く機会はありますか?
近年、飲みニケーションは若手社員などから不要、迷惑、めんどくさいなどの負のイメージが強く、昔に比べると少なくなっているように感じられます。
(新橋駅前の様子を見る限り、その雰囲気は全く感じませんが・・・。)
つまり仕事の飲みニケーションが少なからずまだまだ需要があるということです!
実際に飲みニケーションは本当に不要なのか?それとも必要なのか?あなたはどちら派になりますでしょうか?
今回は賛否両論がある仕事の飲みニケーションについてご紹介したいと思います。
◆ 飲みニケーションの良さとは?
まず飲みニケーションはその名の通り、飲み+コミュニケーションを合わせた造語です。
お酒を飲みながらコミュニケーションを交わし、親交を深めようとする場です。
つまり仕事の飲みニケーションであれば社内の同僚や上司や部下などと仕事終わりにお酒を飲みながらコミュニケーションを交わす場です。
このような飲みニケーションは普段はなかなか出来ない話が出来る貴重な機会となります。
それはお酒の力を借りる事で、普段話せないでいた仕事やプライベートな悩みを打ち明けたりすることも出来ます。
また今まであまり話す機会がなかった人ともコミュニケーションを交わすことで新たなコミュイティーを作ることも出来るのです。
「お酒を飲まないと本音を話せないの?」と思う人もいるでしょう。
でも日本人はシャイな人が多いのでお酒の力を借りる事は決して悪いことではないのではないでしょうか。
また社内の様々な人とコニュニケーションを交わすことで社内の連携が高まり、競争力や生産性が上がる事にも繋がることもあります。
それは同じ部署の中だけでなく他の部署と繋がることにより、問題解決に繋がる情報や意識を共有することが可能になります。
そしてお互いにノウハウや人脈をフル活用することで社内の業績が高められるからです。
その他にも、社内の飲みニケーションであれば上司である目上の方や部下である年下への接し方や話題の振り方などを学べたり実践しやすい良い機会となります。
いきなり社外の方々と飲みニケーションで無礼なことをしてしまっては困りますよね。
部下の飲みニケーションのマナーや知識を鍛えること、上司が部下のポテンシャルを確認する場にも出来るわけです。
そして何よりも大きのは信頼関係の構築です。
あなたは信頼関係がない人と仕事が上手くいくと思いますか?
社内の仲間のバックボーンや性格などを理解していますか?
人は個人のバックボーンを知るだけで、人の見方に大きな変化が生まれます。
社内の仲間に「自分はこういう人間だ!」ということを知ってもらうことはとても有効な事なのです。
逆も同じで社内の仲間の人間性を理解することももちろん大切なことです。
上司にであれば会社を運営する上で1人1人の人間性を理解していることは非常に大切なことになるでしょう。
信頼関係高まれば、仕事が円滑に回り、生産性が高まることは容易に想像できるでしょう。
どんな時代でも仕事で最後に大切になることは人と人との信頼関係が欠かせません。
つまり仕事の飲みニケーションがなくならない理由はビジネスにおいて信頼関係を構築するツールとして飲みニケーションが優れているからです。
◆ 飲みニケーションで重くのしかかる負担とは?
飲みニケーションがなぜ牽制されるようになったのか。
それは大きく分けて3つの負担が重くのしかかったからです。
1つずつ説明していきます。
①金銭的な負担
お酒の場でコミュニケーションを交わそうとすれば当然ですが、お金がかかります。
上司が部下の分まで奢るというのが、昔の流れでした。
しかし今やこういった飲みニケーションの場で上司と部下で割合は違えど割り勘のことも少なくありません。
上司にとっても部下にとっても、金銭的な負担が掛かってしまうのは大きなデメリットです。
②時間的な負担
勤務終了後の飲みニケーションに参加する事により家族団欒の時間、趣味の時間、友人や恋人と過ごす時間が必然的に削られてしまいます。
また飲みニケーションが長引いてしまったり、2軒目・3軒目と連れ回されるような事になってしまうと拘束時間が長くなります。
このような時間の負担を大きなデメリットです。
③精神的な負担
本来、親交を深めようとする場である飲みニケーションが上司の説教や自慢話の場になってしまったら部下にとっては精神的な負担になります。
その他にもお酒を飲めないあるいは弱い人にとって、飲酒を勧められることが精神的苦痛に感じることが考えられます。
また飲みニケーションの参加を強制することも精神的苦痛に感じることもあるでしょう。
◆ 飲みニケーションを有効活用するためには?
飲みニケーションがビジネスにおいて信頼関係を構築するツールとして優れていることを理解したら利用しない手はないですよね。
ただ飲みニケーションが負担となることも理解出来たはず。
では、どうすれば仕事においての飲みニケーションを有効活用することが出来るのでしょうか?
それは上記に挙げた負担を軽減することに他なりません。
金銭面であれば、会社が負担するような制度を導入することも1つでしょう。
また金銭面や時間面を考慮するのであれば、飲みニケーションを開催する頻度などをコントロールすることも負担を軽減に繋がります。
精神的な負担に関しては、当たり前ですがお酒を飲めないうや苦手な人に強要しないことです。
お酒が飲めなくても同じ食卓を囲むことで自然と仲良くなれるでしょう。
◆ まとめ
飲みニケーションしたくなりましたか?
飲みニケーションは、お酒の力を借りることで普段はなかなか話すことの出来ないことを話せたり、普段なかなか交流することの出来ない人たちと交流することでコミュニティーを広げることが可能となります。
そして何よりもビジネスにおいて信頼関係を構築するツールとして飲みニケーションが優れているのです。
飲みニケーションは時として負担になることもあります。
この負担となることもしっかりと理解して考慮すればビジネスにおいて有効活用が出来るはずです!
さっそくあなたも飲みニケーションを誘う計画を立ててみませんか?