交通が不便と言われている豊洲市場、移動手段はレンタルサイクルが便利
◆ 広くなって便利になったようで交通手段に困る新しい市場
築地市場から豊洲市場への移転問題がようやく落ち着き、無事に開場を迎えたわけですが、今新たな問題が沸きあがっています。
卸売業者の重要な顧客であった銀座や築地の鮨店や高級料亭などの店主が来てくれなくなったというのです。
築地市場なら歩きや自転車、バイクなどで気軽に行って、自らの目利きで気に入った魚を仕入れることができました。
ですが、豊洲に移ると、公共交通手段としてはゆりかもめを使うか、都バスが主な移動手段です。
銀座や築地からは直接乗れず、乗り換えが必要な上、ゆりかもめの交通費も高いということでコストや時間がもったいないという方が増えています。
しかも、生臭い魚をカゴに入れたり、発泡スチロールを抱えたりしたまま、朝の通勤客で満員となったゆりかもめや都バスに乗るのは難しいという話もあります。。。
そこで、今では電話注文による配達を依頼する人や、買い物代行サービスを利用する方が増えてきました。
買い物をする方がこのように交通手段で悩んでいるのですから、豊洲市場を見学したいという観光客も同じことが言えます。
交通費を抑えてスムーズに豊洲に行くにはどうしたらいいのでしょうか?
その手段の一つとしてレンタルサイクルが注目されています!
◆ コミュニティサイクルなら9区のどこからでも利用可能
出典:http://shimajiro-mobiler.net/2017/08/09/post49310/
豊洲市場がある江東区とバイクシェアビジネスを手掛ける自転車の共同利用サービスであるコミュニティサイクルは、江東区だけでなく、銀座や築地のある中央区や新橋のある港区をはじめ、千代田区や新宿区や渋谷区、文京区、品川区、大田区の9区に設置されているサイクルポートの利用が可能です。
一つの場所で借りて利用が終わったら同じ場所に返しに行くシステムではなく、9区内に設置されているサイクルポートであれば、どのサイクルポートでも自由に自転車を借りて、自由に返すことができます!
利用に際しては事前に会員登録が必要です。
利用方法は2つ
・お手持ちのICカードを登録した上でICカードをレンタルサイクルに搭載されている操作パネルとカードリーダーにかざして借りる方法
・スマートフォンなどをかざして、借りたい都度1回ごとにパスコードを発行して借りる方法
が用意されています。
豊洲市場近隣のサイクルポート
豊洲市場に一般用の駐輪場はありませんので、観光で豊洲市場にシェアサイクルで行く方は、「マギーズ東京」の裏手にあるサイクルポートをご利用ください。
「マギーズ東京」
こちらのサイクルポートから豊洲市場まで徒歩7分ほどで到着します。
◆ 幅広い目的で自由に利用できる
9区内にサイクルポートを持つ便利なコミュニティサイクルは、通勤や通学、買い物やレジャー、サイクリングと目的を問わず利用可能です。
日常生活の移動手段から、観光やビジネスに利用できるので、豊洲市場まで気軽に買い物に行きたい鮨店や料亭の店主やスタッフから、見学に行きたい観光客まで幅広く利用できます!
観光向けに用意されている一般的なレンタルサイクルと異なり、何時間単位、1日単位で借りるものではありません。
基本的に短距離・短時間でのレンタル利用を繰り返す、新しい自転車共有システムとしてサービスが展開されているので、早朝に買い物に行ってまずは返却し、買い物が終わったら別のレンタルサイクルを借りて帰ってくるといった使い方が可能です。
◆ 低コストで安心のレンタルサイクル
料金プランは1回ごと利用と月額会員になる方法、借りた日の23時59分まで定額で利用できる1日パスが用意されています。
観光など1回限りで使いたいときは1回会員に登録すれば、30分ごとに極わずかな料金で利用できるので、銀座などの観光地から豊洲に行っても往復で1時間程度の料金で済みます。
毎日の仕入れに使いたいなら、月額会員に登録するといいかもしれません。
月会費もリーズナブルな上、1回30分までは無料で利用できます。
豊洲市場のある江東区とその周辺エリアで使いたいだけ使えるのが便利なレンタルサイクルです!
ぜひ、豊洲市場や都内での移動手段に困っている方は検討してみてはいかがですか?
車や電車、バスでは通り過ぎていた新しい発見ができるかもしれませんよ!