ビジネスリュックはマナー違反?スーツでビジネスリュックのメリット・デメリットとは?
ビジネスマンの皆さん、仕事に通勤の際に普段はどのようなカバンを使用していますか?
ブリーフケースやトートバックやダレスバックが主流の時代もありましたが、ここ最近は新たな流れがきています。
そう、ビジネスリュックです!
一昔前はスーツにビジネスリュックはありえない選択肢でしたが、今や街並みで見かけるビジネスマンを見るとスーツにビジネスリュックのスタイルが当たり前の選択肢になっていますよね。
そんなスーツにビジネスリュックのスタイルが当然になりつつあるもののビジネスマナーにおいてOKなのかNGなのかご存知ですか?
ビジネスリュックのメリットもあればデメリットもあるのですが、頭の中で整理出来ていますか?
今回はビジネスリュックがマナー違反となるのか?そしてスーツにビジネスリュックのメリットとデメリットをご紹介致します。
◆ ビジネスリュックのデメリットとは?
今回は珍しくデメリットのパターンからご紹介しましょう。
気になるデメリットは大きくわけて2つです。
・ビジネスマナーの視点
・スーツの劣化を早めてしまう
まずはビジネスマナーの視点から見ていきましょう。
最初に伝えておきます。
ビジネスマナーにおいて、スーツにビジネスリュック問題は現段階では白黒はっきりしていません!
完全にグレーです!
だからこそ、無難な選択した方が良いのです。無難とは何か。
スーツにビジネスリュックのスタイルをしているのは若い世代が多いのではないでしょうか。
年齢が高い方でこのスタイルをしている人もいるかもしれませんが、非常に少ないと思います。
それはなぜか。
年齢が高い方である会社の上司となる中堅からベテランの方々は否定的な方が多いのです。
例えばですが、あなたが人事の担当で就活生が面接の際にビジネスリュックで来たらどう思いますか?
企業によって違いがあるので一概には言えませんがカジュアル過ぎる印象を与えてしまう可能性があります。
ベンチャー企業、ファッション業界、外資系企業などは個性を求めたり、仕事の結果や能力を判断の基準とする企業が多いので問題ないかもしれません。
違う視点からも考えてみましょう。
大事な取引先との会議やプレゼンの時にあなたは迷わずビジネスリュックをチョイスしますか?
そう。つまり、ビジネスリュックは当たり前のスタイルになりつつあるものの、ビジネスマナーの中ではまだ完全に認められているとは言い難い状況なのです。
次にスーツの劣化を早めてしまうの視点です。
これについては、スーツの生地をビジネスリュックが痛めてしまう可能性が高いのです。
数回ではなりませんがスーツにビジネスリュックが習慣化するとある特定の場所が痛む可能性があります。
それはリュック背負った際に接触することが多い箇所の背中や肩の部分です。
痛む原因として「摩擦」です。
簡単に説明すると衣類と他の物が擦り合うと摩擦が起きます。
その箇所は摩擦により生地が薄くなり、毛羽を発生させ毛玉を引き起こしやすくなります。
つまり物との摩擦で衣類は簡単に傷みやすい状況を作り出してしまうのです。
そもそもスーツは本来ですがリュックを背負う事を想定して作られていないので、そのような背中や肩の部分の摩擦をケアした作りにはなっていません。
また皆さんはスーツのシルエットを崩さないように努力をしていると思います。
ジャケットのショルダーラインはスーツの命とも呼ばれている場所です。
リュックを背負うことで荷物の重さや摩擦によって擦り減ったり型崩れやシワを作ってしまい、せっかくのスーツが台無しになる可能性があります。
◆ ビジネスリュックのメリットとは?
ビジネスリュックが一般的な形として受け入れられるようになった理由は、やはりメリットがあるからに他なりません。
ビジネスリュックのメリットはズバリ、
・容量が多いため荷物をたくさん運ぶことができる
・両手が自由になるので移動が楽になる
です。
例えばブリーフケースやトートバックだと地味な重さが徐々に負担となり片手や片方の肩が疲れますよね。
両手が自由になるのは、移動中に携帯をチェックすることはもちろんのこと保育園や幼稚園への子供の送迎時に両手が空いていれば手を繋いだり、抱っこしたり子どもの様子を見て対応することが出来ます。
常にパソコンを持ち歩く方などは、バックの容量が少ないとなかなか厳しいですよね。
これらの問題がビジネスリュックで全て解決出来るのです!
つまり、ビジネスリュックは機動性を高めてくれる便利はものなのです!
◆ まとめ
スーツ大好きな人にとって生地を傷めたり、型崩れなどは防ぎたい。
ビジネスマナーとしてもビジネスリュックだと際どいグレーライン。
でも両手が空き、機動性が高くなるので便利なビジネスリュックを使いたい。
これらのメリットとデメリットを考慮すると、ビジネスリュックとブリーフケースやトートバックやダレスバックなどの手提げ出来るバックを二刀流することが1番のオススメです!
しっかりとビジネスリュックのメリットとデメリットを理解して、ビジネスバックの二刀流にチャレンジしてみませんか?