「賞味期限切れ」が売れる!?食品ロス問題も解決できるビジネスとは?

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◆ 気になる賞味期限切れを販売する店舗とは?

なかなか近所に賞味期限切れを販売しているお店はないですよね。
現在都内だと賞味期限切れ専門店は2店舗、府内には1店舗あります。

『ルピシア ボンマルシェ 代官山店』

ルピシア・ボンマルシェは、品質に問題がないにもかかわらず賞味期限が近づいていたり、もしくは賞味期限が切れしまった。
見栄えの悪さなどの理由で捨てられてしまうお茶やお菓子、食品などをお買得に手に入れられるお店です。

ちなみにですが、ボンマルシェとはフランス語で「お買得」という意味です。

こちらのお店はなんと購入出来る量の制限はあるものの、賞味期限切れの食品が元値に関係なく20円均一で販売されています。

その時々により賞味期限切れの食品は変更となります。
また賞味期限切れに近い商品も20〜40%OFFとなっているのでチェックしてみて下さい。

『マルヤス 大森町店』

マルヤスは賞味期限間近の食品や賞味期限切れの食品や箱潰れや大量在庫などの訳アリ食品を格安で販売しています。

嬉しい事に50〜90%OFFとなっている食品が多くあります。
お米、お菓子、カップ麺、ジュースなどレパートリーも豊富です。

『NPO法人全国もったいない市場 eco eat 玉川店(エコイートタマガワテン)』

こちらのお店の売りは「買うだけで社会貢献ができるお店」です。
何と売上げ(余剰金)を食品ロス削減活動費及び生活困窮者への食糧支援費に充てられるのです!

賞味期限によって価格の変動もありますが、ペットボトルの水が1円など驚きの価格が多くあります!

◆ まとめ

賞味期限切れが売れる要因は色々ありましたね。

賞味期限と消費期限の違いや、消費期限切れの食品を販売する事が問題ない事。
また日本独自の食品流通ルールにより、食品メーカーが多くの食品ロスを抱えていること。

この問題を上手くプラスの方向に転換して、食品メーカーにとっても消費者とってもメリットを生み出したことが、賞味期限切れのビジネスが成功した大きな要因なのです。

さらに日本でも大きな問題となっている食品ロス問題にも一石を投じることになるのではないでしょうか。
これからさらに賞味期限切れが売れる時代が来るかもしれません!

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