今更聞けない。大人なら誰でも理解すべき!お中元のマナーを解説!
◆ お中元のその他のマナーについて
その他で気になりそうなお中元のマナーをご紹介したいと思います。
①お中元とお歳暮どっちを贈る問題
マナー違反としては、お中元のみ贈ることです。
理由としてはさきほど、お歳暮は1年間のお中元は半年間の感謝を伝えるとご紹介しましたね。
上半期に感謝の気持ちを伝えたのに、1年間の感謝の気持ちを伝えないとなると下半期に何があったのかと思ってしまいますよね。
なのでマナーとしてOKなのは、お中元とお歳暮を両方贈るかお歳暮のみを贈るが正解となります。
②お中元のお返し問題
お中元を受け取る側になった時に悩む問題ですよね。正解は、お中元のお返しは不要です。
ただし!お中元を受け取ったことや感謝の気持ちを伝えるお礼状を、2〜3日後頃に送ることは必ず行うべきマナーとなります!
③お中元をやめたい問題
例えば転職や退職で、今まで贈っていた人との関係に変化があった時に悩みますよね。
この場合は、いきなりお中元を贈るのをやめることはマナー違反となります。
ようするに段階を踏むことが大事になります。お中元を贈るのをやめてお歳暮だけにしましょう。
そして手紙で最後となることをメッセージでそれとなく伝えましょう!
④のし・水引き・表書きどうすればいい問題
調べるの面倒ですよね。これが正解となります。
のし→必要です。
水引き→紅白の蝶結び。
表書き→「御中元」
店頭で購入する際は、店員に聞くのが1番間違えがないと思います!
⑤お中元の期間過ぎちゃった問題
頭にはお中元を贈ることを考えていたけど、忙しくて準備が出来なかったなど経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そのような場合はまず1つの対策としては、さきほどご紹介したようにお歳暮を必ず贈りましょう。
マナーとしてお歳暮を贈れば問題はありません。
2つ目は7月15日過ぎた贈物として「暑中見舞い」、8月に入り立秋を過ぎたら「残暑見舞い」としてギフトを贈るようにしましょう。
なぜならお中元も暑中見舞いも残暑見舞いも、どれも季節の挨拶の意味が含まれているからです。
なるべく早く贈った方が良いのでお中元を贈り忘れてしまった場合は、出来れば暑中見舞いを贈ることをオススメします!
⑥送り状どうする問題
送り状をいつ送るのか?どのように送るのか?どのような内容を書けばよいのか?
お答えしましょう!
送る時期は2パターンあります。
1つはお中元の品物に添えて送る方法です。
2つめはお中元が到着2〜3日前に先方に届くようにする、もしくは電話やメールで伝える方法となります。
どちらでも問題はありません!
次に、どのように送るのかは主に4つの方法があります。
送る方法で丁寧な順にご紹介すると、
①手紙
②ハガキ
③電話
④メール
となります。相手の関係を考えて選んでみましょう!
最後に内容です。
大きな構成としては、3つ。
①時候の挨拶
②本題
③結びの挨拶
となります。
本題では、日頃の感謝の気持ちや贈り物を贈ったことや、今後のお付き合いについて願うこと、などを書くのが基本的な文章の流れとなります。
お中元を贈る相手との関係性によって適した文章の内容は変わるので微調整をしましょう。
また印刷したものよりも手書きのものを贈るとより気持ちが伝わるでしょう!
◆ まとめ
大人なら誰でも理解すべきお中元のマナーをご理解頂けましたか?
お中元には、日頃の感謝の気持ちを伝える意味合いや贈るべき時期、相手がいます。
その他にも、知っておくとスムーズにお中元を送れるマナーもありましたね。
マナーを理解すれば、恐れることは何もありませんよね。
子どもから大人になった証として、日頃の感謝の気持ちを伝えるためにお中元を贈ってみてはいかがでしょうか?